心理学者のユングは
「万物は、一定時間の間「気」のエネルギーによって互いに一つに結びつけられている。つまり同じ時間帯には、空間全体に、すべてのものを一つに結び付ける同質のエネルギーがしみとおって働いている」
として、このような出来事を「シンクロシティ(共時性:意味のある偶然の一致)と呼びました。
著者は、日常生活の中で、実際に何度も体験したシンクロニシティ(共時性:意味のある偶然の一致)を例にして、「シンクロニシティ」という不思議な現象のメカニズムを考察しながら、著者自身の人生を振り返り、高校3年生の卒業文集に書いた〝謎めいた言葉″からはじまった運命、言葉がイノチをもつと宇宙の意思と共鳴するということを感じた出来事などを綴っています。
そして本書は、これまで著者が様々な書物から触発され、考えてきたことの集大成でもあります。
時間は錯覚、過去も未来もなく、あるのはただ流れゆく「現在」だけ
物理的な時間にしばられない生き方のすすめ
宇宙はモノからはじまったのではなく、意識からはじまった。
人類は新しい未来に向かって飛躍する時代を迎えています。
「物」中心から「心」が主体の時代へ
心をどのように使ったかで健康状態が決まる
元気になれば病気は治る
「大和の心」を大切に生きていきたい
高度情報化社会の次にやってくる社会「コミュニティ」について
人間は神から"イノチ"の息を吹き込まれた存在
この世界はただ一つの「イノチ」から出発して現在がある
魂の声にしたがって人生の道中を楽しもう
楽しく響きあって素晴らしい現実をつくりあげていきたい
etc.
近藤洋一
1938年生まれ。 (株)トータルヘルスデザイン創業者。1961年京都工芸繊維大学繊維化学科卒業。1990年(株)トータルヘルスデザインを設立。「びっくり現象のなかに21世紀を切り開いていく鍵がある」という考え方をもとに、従来の思考の枠組みを超えた技術、商品を発掘。
「だれもが美しく健やかに、そしていきいきわくわく生きていくことのできる暮らしづくり」を提案し、実現していくことを企業目的として、京都と東京を拠点に、《美と健康》事業を展開している。《安全、安心、エコロジー、〝気"のある商品、気になる情報》を提供しつづけている。「元気な暮らし」(無料月刊誌)や、アメーバブログ「ジミーの独り言」を通して情報発信活動に取り組んでいる。