書籍詳細
これぞ、行き止まりのない地球
《すずあかの道》の歩み方
行き止まりのない地球へ
ヒント満載の本!
伊藤好則
この人を潰してはいけない!私は船瀬俊介さんが娘さんを医療過誤で失った時、弁護士も雇わずに、一人敢然と医療裁判に臨む姿を見てそう思ったのです。それで彼のマネージャーを買って出ることにしました。それこそ全国をくまなく回って、何が正しいことなのか、どんな圧力にも屈することなく立ち向かう彼の姿をみて活動してきたのです。
船瀬俊介
伊藤さんはすごい人だ。これまでの木材乾燥の常識を覆す「愛工房」をたった4ヶ月で完成させてしまった。何かが降りてきたとしか思えない。「愛工房」で乾燥させた杉は「反らない。割れない。捻じれない。色、艶、香りは残ります」。まさに世界初の奇跡の杉。杉を宝物に変えてしまったのだ。彼は70歳を過ぎて借金して、この杉で木造4階建てのビルを建ててしまった。
これから日本の杉をどうするのか
そこから日本文明の本質へ迫ることができる
呼吸する木、微生物の生きている木、
45度での乾燥が奇跡の杉を生み出した
木造都市の夜明けが始まったのだ
使われなくなった田畑をどうするのか
そこからも日本文明の本質に迫らなくてはならない
宝物を生み出す田畑は住宅地の10分の1の値段しかつかない
なぜなのか?
愛工房の杉が縁で
その歪みを正すヒントが生まれた
黒芯の杉さえも宝物に変える「愛工房」を杉山へ設置できたなら
奇跡の杉を使った超付加価値の建造物、家具が作れたなら
過疎の里村が蘇生する
杉伐採の跡地で伝統のごぼう栽培を復活させた
桃原の試みとは?