来訪ユダヤ人が描かせていた最古の王朝日本へのイラストレーションガイド!
待望の復刻版!
国会図書館に埋もれていた貴重絵図300点余による封印の歴史探求!
なぜ本書が日ユ同祖論に欠かせない重要な書となるのか⁈
本書は1878年に京都の出版社から英語で出版されたノーマン・マクレオドの『「日本古代史の縮図」のための挿し絵集(Illustrations to the Epitome of the Ancient History of Japan)』を紹介すると共に、いわゆる「日ユ同祖論」(日本・ユダヤ同祖論)の論点の幾つかを解説したものである。
ここに収められた数々の挿し絵は、当時の日本人画家が描いたものであり、またマクレオド自身が収集したものである。
これらの絵は、外国に日本を紹介するためのものであるが、130年以上前のものであるだけに貴重なものも多い。
特に表紙にも掲載した天皇家に伝わる紋章は、ライオンとユニコーンの組み合わせであり、天皇家にユダヤの影響が色濃くあることの証左として注目せざるを得ない。
日ユ同祖論というのは単に古代イスラエル人が日本に来たというだけでなく、また日本人の血の中に混ざったというだけでもなく、じつは日本の文化・伝統の根幹を形成したという研究体系である。
本書はユダヤ人の間で広く知られる「日ユ同祖論」の原点となってきたノーマン・マクレオドの考察研究の総まとめとなっている!
「日ユ同祖論」を説いた人物としても有名なマクレオドは、19世紀、明治時代初期の日本に約12年滞在したスコットランド人商人である。
マクレオドはここに収められた『挿し絵集』に先立つ2年前に、『日本古代史の縮図』という「日ユ同祖論の古典」とも呼ばれる本を出版している。彼は日本の各地をめぐり歩き、日本の伝統と日本人を観察する中で、一つの考えを持つに至った。それは、日本人は基本的に三つの異なった民族からなる、ということだった。それらの民族とは、
1、アイヌ民族――北方ユーラシアの原住民
2、小人族――南方オーストロネシアの原住民(マレー・ポリネシアン)―
3、古代イスラエル人
である。
彼はこの考えを1876年に長崎の出版社から英語で出版した[その日本語版は、たま出版から『天皇家とイスラエル十支族の真実』(高橋良典編)の名で出版された]。
ユダヤ人が参照する『ユダヤ大百科事典』の「日本」の項を見ても、マクレオドの本からの影響が強く見られる。