タロットのさらなる秘密が分かる!
訳者の江口之隆氏(西洋魔術博物館館長)による
「ウェイト=スミス・タロット物語 こぼれ話手帖」
(PDF)をプレゼント!
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ウェイト=スミス・タロット愛好者必携!
誕生100年後も全世界ベストセラーを走り続ける
驚異的タロット誕生秘話と数奇な運命のすべて
「ライダー版」「ウェイト版」としても知られる
ウェイト=スミス・タロットは、
神秘的絵柄と確かな理論的バックボーンで
タロットファンや占い師たちに愛され、
“世界で最も有名なタロットデッキ”となった。
1909年、英国・ロンドンで
◎ 神秘学研究の碩学アーサー・E・ウェイト
◎ 類まれなる感性を持った画家パメラ・C・スミス
二人の才能が創り上げたタロット永遠の名作は
いかにして誕生したのか?
作者たちの生涯、当時の出版・印刷事情、
時代を超えて生まれ続ける
数々の「リメイク・デッキ」含め、
ウェイト=スミス・タロットの魅惑的世界の
秘密を解き明かすタロット研究の決定版!
ウェイトやパメラの膨大な関連資料や
希少なウェイト=スミス版最初期タロットを
子細かつ丹念に検討し、
世紀のタロットカードの成立事情を明かす。
★貴重な最初期版カード「パメラA・B・C・D」
(「恋人」及び「太陽」札)世界初収録
★画家パメラ・コールマン・スミスの
ウェイト=スミス版タロット線描画78枚完全収録
[著者]
K・フランク・イェンセン(K. Frank. Jensen)
1933年、デンマーク・コペンハーゲン生まれ。1975年、黄金の夜明け系のタロット書を発表。同年、「遊戯研究室」を立ち上げ、タロットカードや占い用カードの収集、分類、分析、保管を開始。その後、次々とタロットや関連本を世に問う。30年余をかけて形成された氏のコレクションと人脈は比肩するものがない。とりわけ近代タロットの収集は徹底したものであり、20世紀中に作られたタロットの95%を押さえたと言われる。常に物証をもって発言する姿勢は、とかく虚構が忍び込みやすいタロット界にあって、斯界の常識的議論に大いに貢献した。1989年から1996年にかけてタロットと占いカードを専門に扱う研究誌『マンテイア』の編集発行人となり、全16号を刊行。2002年、国際タロット協会より功績賞を贈呈される。2016年、他界。享年83歳。氏の収集物は現在ロスキルド大学図書館に収蔵され、氏の名前を冠して「K・フランク・イェンセン・コレクション」と称されている。
[翻訳・解説]
江口 之隆
1958年、福岡県生まれ。魔術研究家、翻訳家。1983年、日本初の黄金の夜明け団の歴史書『黄金の夜明け』(共著、国書刊行会)を上梓。1984~85年にかけて英国・ウォーバーグ研究所で夜明け団研究を行う。主な著書に『黒魔術・白魔術』(長尾豊名義、学研)、『西洋魔物図鑑』(翔泳社)など、訳書にリガルディー編『黄金の夜明け魔術全書』、クロウリー『新装版777の書』(国書刊行会)、シセロ夫妻『[黄金の夜明け団]入門』(ヒカルランド)などがある。Webサイト・Twitterアカウント「西洋魔術博物館」を主宰。魅惑的な西洋魔術の世界に関するウィットに富んだ情報発信が幅広い層の人気を呼んでいる。