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凶悪ウイルスを打ち倒す超技術のすべて--
ウイルスや細菌を制御する人工生体水と生命情報を記憶・伝達する技術で、人類はもうウイルスにおびえずに暮らせるのだ!
・再生医療の未来はBIO-ITから始まる
・πウォーターの解明で見えてきた生体を司る水の秘密
・生体情報は磁場を使って転写できる
・病原体の異常情報が発する電磁波を反転させる
・テラヘルツ波は生命情報を伝える
「BIO-IT」(バイオ・アイティ=生命情報記憶伝達技術)とは?
(1)人工細胞水の開発……体内・体外の環境変化を情報として記憶し、細胞間に伝達する細胞内水を人工的に再現。
(2)磁場で情報を伝達……ウイルスや細菌の増殖を促進する場(正転場)と、増殖を制御する場(反転場)を活用。
1985年頃、養殖エビに発生したバキュロウイルスは、世界中のエビ業者に壊滅的な被害をもたらした。水産増養殖の専門家として対処にあたっていたのが、著者の市村博士である。
調査の結果、生命活動に不可欠な水、とりわけ細胞内の水の重要性に気づく。なんと、健康状態などの情報は、細胞内の水によって記憶・伝達することをつきとめたのだ。
山下昭治農学博士(パイウォーターの開発者)との交流も通じて、水の秘密を研究し続けた。
さらに、特定の磁場には、情報を反転させたり、増幅させたりする性質があることを発見する。反転磁場を活用することによって、ウイルスも制御可能にした。人間にとっては負の要素を反転させてしまうのだ。「反転場」の活用は、水産・農業だけにとどまらず、医療方面でも検証され、病に悩む多くの人に光明をもたらしている。失われた機能が回復する人もいるというから、これは再生医療の最前線かもしれない。シンプルな仕組みの本物技術がここにある。
市村武美(いちむらたけみ)
1930年生まれ。NPO法人BIO-IT研究開発機構理事長。技術士 (水産増養殖部門 政府登録No.15911)。理学博士。
東北大学農学部水産学科卒業、同大学院博士課程修了。農水省研究機関勤務、マルハニチロ(株)(旧大洋漁業)主管研究員、沖縄海洋博、海洋牧場企画運営、ポスト博アクアポリス市長を経て、「生命と水」の研究に専心。
「人工生命水」を開発、続いて独創的な「BIO-IT:生命情報記憶伝達技術」を確立。薬剤を使わず免疫力を強化し、一方では、ウイルスなど病原体の働きを制御することに成功。その理論と実証研究をまとめた著書『BSE・凶悪ウイルスに勝つ』(小学館スクウェア)は、分子生物学から電子・量子生物学への進展切り口として関係学界に反響を呼ぶ。現在、感染症諸難病の予防治療や安全安心無農薬無添加食品生産などの研究に挑戦。BIO-ITは特許第4183800号。
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