書籍紹介
今も世界中で愛され続けている
「世界のクロサワ」は、
どのようにして生まれたのか?
映画評論家・西村雄一郎が
コロナ禍に勇気を与えてくれる
黒澤映画ベスト10本を厳選・解説!
世界を驚嘆させた脚本、美術、撮影、音楽…
これらはどう創造されたのか?
キーワード解読辞典も付いて、
すべてのリメーク版を徹底分析。
解説:船瀬俊介(地球文明批評家)
目次紹介
第1部
「七人の侍」……
君はどの上司に付いて戦うか?
第2部
「羅生門」……
君は誰の言い分を信じるか?
第3部
「生きる」……
君は時間を無駄にしてはいないか?
第4部
「蜘蛛巣城」「影武者」「乱」……
君は能を知っているか?
第5部
「用心棒」「椿三十郎」……
君は記憶をどう生かすか?
第6部
「天国と地獄」「野良犬」……
君はサスペンス映画の面白さを知っているか?
著者紹介
西村雄一郎(映画評論家)
1951年佐賀市生まれ。
早稲田大学第一文学部演劇科を卒業後、
「キネマ旬報」パリ駐在員。帰国後、
映像ディレクターとしてビデオ作品を演出。
85年から古湯映画祭の総合ディレクターを務め、
その功績により「佐賀新聞文化奨励賞」を受賞。
同紙のコラム「西村雄一郎のシネマトーク」は
連載44年を超え、記録を更新中。
2010年、モスクワ国際映画祭の
「黒澤明シンポジウム」に招待され、
日本代表として講演を行った。
現在は佐賀大学で教鞭をとる。
著作は「殉愛 原節子と小津安二郎」(新潮社)
「清張映画にかけた男たち」(新潮社)
「一人でもできる映画の撮り方」(洋泉社)
「シネマ・ミーツ・クラシック」(音楽之友社)
「輝け!キネマ」(ちくま文庫)ほか多数。