生命は大らかで、健やかである。故に、人は病む。人は弱いから病むのではない。
病の中には、必ず自らを治そうとする働きがある。
この働きを十全に発揮させることが、治療の要諦である。
著者の三角大慈氏は医療の世界において、数霊理論を羅針盤として、
「ツボ」と「音の量子的シグナル」を組み合わせることにより世界に先駆けて量子医療を誕生させました。
その医療の根本にあるのは、陰陽五行の合局の原理であり、数霊の原理であり、
日本神話の神々と脳神経との繋がりであり、生命哲学をもとにした肉体、霊魂の解釈であり、
その創造的なヒラメキを持つ天才的な頭脳を駆使して、
学生時代より生命不在の現代医学に矛盾を感じ、真の医療の樹立を目指しています。
1950年大分県生まれ 1977年山口大学医学部卒 1981年「天然医学」主宰
40年の歳月をかけて音による癒し・NAM療法を確立
2007年心音装置(mama heartone932)を開発
2009年みかどクリニック開設
この今、量子世界の夜明け前だ!
もう、霊魂などは存在しないとか、迷信だとか批判するのは止めようではないか。
人間が三次元だけの存在ではないのは量子論では当たり前になってきている。
思考や生き方、価値観さらには産業構造までもがその根底から崩壊し、変わろうとしている。
エビデンス(科学的根拠)といった色メガネを外して目の前の現実と向き合い、
かつ来るべき未来に想いを馳せるべきである。
そして、かの空海に学ぼうではないか。
若き空海は、目の前で病み苦しんでいる病人に対して為す術をもたなかった。
そこで世間で評判の博識ある人たちの門を叩いて教えを乞うた。
しかし、彼らもまた何も知らないことが分かっただけだった。
深く落胆したが、それでも空海は真実の探求を諦めようとはしなかった。
頭で理解できないのなら、身体を使って、さらには五感・六感までを総動員させて真理を模索、探究した。
ただただ、本当のことが知りたい。
この若き空海の真理を探究する真摯な姿勢に、現代の私たちは学ばねばならない。
余りに常識や固定観念に染まった色メガネで生命、生命活動を見てはいないだろうか。
科学はその名が示しているように科(とが)の学(がく)
それ自体の内奥に劣性遺伝子を含んでいることに気付くべきである。
科学万能の盲信から脱却して、真実(生命)に対してもっと謙虚に、真摯に向き合うべきである。
『奇跡の量子医療』本文より