出口王仁三郎によって、その再生が試みられた異色の史書〝古代の百科全書〟の全貌!
[九鬼文書]×[大本教]が目指した世界を徹底分析!失われた古代史の記憶がここに甦る!読めば読むほど、知れば知るほど、日本人の祖先はどこから来たのか?
真の[古史古伝・九鬼文書]がその謎を解き明かす!
九鬼文書の主人公は出雲王朝の祖・スサノオノミコト
・アメノミナカヌシは地球改造プロジェクトのチーフ
・「天ノ神祭リ」の参加者は各地の地球改造計画の執行官
・スサノオノミコトの出雲王朝は地球文明の第三の黄金時代
・さすらいの厄病神スサノオノミコトにはユダヤ的要素アリ
・イザナミの怒りエネルギーは宇宙を破壊する!
・スサノオノミコトはアイヌを含む太古日本先住民の共通の神
・『古事記』の火神は人類にとっての「第二の火」つまり「原子力」!?
・イザナギは核エネルギーを抑え込もうとして失敗した九鬼文書は古代の百科事典そのもの
・大本教[艮ノ金神]= 九鬼文書[字志採羅根真]
・大本教[鎮魂帰神の法]は九鬼文書の秘儀
・釈迦も孔子もキリストもマホメットもみんな日本人の祖先と同じ血が流れていた!?
・黒人根国から来たのは釈迦の祖先、白人根国から来たのはキリストの祖先!?
・九鬼文書に出てくる「万色人」とは?
・ウガヤ朝の移動ルートは陸のシルクロード&海のシルクロード
・聖徳太子が架空の人物だったらどうなるの?
・ニニギノミコトから神武まで、すべて本物ではない!?
・九鬼文書の伝承の地・熊野は「木の国」
文献について
「九鬼文書」として現在私たちが入手できるのは、吾郷清彦編『九鬼神伝全書』(新国民社)である。この『全書』とともに著者が参照した戦前の三浦一郎著『九鬼文書の研究』(皇道宣揚会)は、絶版のうえ、戦時中特高警察の手によってほとんど回収されたといわれ、現在古書市場で入手することも不可能に近い。なお、その概要については、吾郷氏の『古事記以前の書』をはじめとする古史古伝研究書、それに吾郷、鹿島他著『古史古伝大系』(新国民社)を読まれたい。
刊行当時ママ
※本書は1884年2月、徳間書店より『謎の九鬼文書』として刊行されたものの、復刻版となります。
佐治 芳彦(さじ よしひこ)
福島県会津若松市に生まれる。1951年 東北学院大学英文学科卒業。
1954年 東北大学文学部史学科卒業。編集者を経て,小学館。講談社の百科事典ロジェクトチームに参加。現在,古代史評計家として活躍。
著書『アスアサ四ジジシンアル』(みんと)
『謎の竹内文書』『謎の神代文字』
『謎の東日流外三郡誌』
『謎のシルクロード』(いずれも徳間書店刊)
訳書『人工人間』(プレジデント社)
刊行当時ママ