初出版から四半世紀
読み継がれて四度目の復刊
NHK「私の1冊 日本の100冊」(2009年)
にも選出された名著
死にたくなったらこれを読め!
「読んで自殺を踏みとどまった」報告、多数!
80年代アメリカの最底辺をヒッチハイクで駆け抜ける
大傑作ロードビートノベル
「なんでそんな長い間読み継がれるの?」ときみは聞くだろうな。
命が元気になるからだ!
「19歳のクライアントは3回も自殺未遂をして、わたしはさじを投げました。
もうわたしにできる治療はなにもないから、
これでも読みなさいって『COTTON 100%』をわたしたんです。
その子は徹夜で翌日まで3回連続で読み返したそうです。
そしたら自殺願望がピタっと止まったんです!
今では元気にバイトしていますよ」
(ライブにきてくれた精神科医より)
ホームレスたちとシェルターという救護施設に泊まり、ストリートで物乞いしたり、インディアンの長老から知恵を教わったり、元カノに赤ちゃんができていたり、アメリカのどん底を野良犬目線でさまよう物語だ。
社会から落ちこぼれた者だから見える、愚かしくも魅力的な生身の人間が描かれている。
落ちろ! 落ちろ! 落ちろ! そして目覚めろ!!
※本書は2013年(平成25年)8月に幻冬舎文庫より刊行された『COTTON 100% 極上のどん底をゆく旅』の新装復刻版です。
AKIRA(杉山 明)
1959年栃木県日光市生まれ。1986年アンディ・ウォーホルから奨学金を得て、NYアカデミー・オブ・アートに入学。
ニューヨーク、アテネ、フィレンツェ、マドリードで美術作品を制作し、ヨーロッパ、アジア、アフリカ、中東を放浪した。
世界100カ国を旅し、小説家、画家、ミュージシャンなど、「日本が生み、世界が育てた21世紀のダ・ヴィンチ」と呼ばれるマルチアーティスト。
主な著作に『アジアに落ちる』『風の子レラ』『神の肉』『ケチャップ』『おてんとうさまはみている』がある。
2025年3月にヒカルランドより『[新装復刻版]COTTON100%』『[新装復刻版]アヤワスカ!』を同時復刊。