日本のことが大好きな国のナンバー1は、圧倒的に台湾です。
台湾は「親日」どころではなく、熱烈「愛日」「哈日(ハーリー)」である!
ほとんどの日本人のまったく知らない
台湾が日本を好きな理由
がこの本で明らかにされます。
台湾からの義捐金250億円!それは当時の台湾には1千億円の価値がある金額でした。 東日本大震災はようやく日本人が台湾からの思いに気づく契機でしたが、実はその前から台湾はずっと日本に思いを寄せているのです。日本ではあまり語られることはないが、日本と台湾とは一世紀以上にわたる親しい縁や交流の歴史があり、日本は台湾にとって尊敬する父母・先生・先輩のような存在なのです。歴史を辿って、自身の祖父母世代から日本統治時代の経験を伝え聞いた著者ならではの視点で、真実の日台関係を明らかにします。
涙滂沱として禁じ得ずの《秘史》の数々――日本人がぜったに記憶に留めるべき《祖父母世代》のこと、横溢せる《利他の心》――《日本精神(リップンチェンシン)》が作った台湾史!
・八田與一/ダムを作って台湾人の食べ物(農業)と水を確保してくれた
・西郷菊次郎/西郷堤防を建設、水害から地元民を救ってくれた西郷隆盛の長男
・鳥居信平/屏東県で20万人もの飲用水、灌漑用水を確保してくれた
・浜野弥四郎/「急速濾過法」で大規模な浄水場を設計・施工してくれた
・後藤新平/伝染病のデパートだった台湾に100人以上の医師を連れてきて病院を設立、防疫など衛生事業に挺身してくれた→さらにアメリカから新渡戸稲造を招き、サトウキビ、サツマイモの普及と改良、都市計画、様々な産業、インフラ設備の計画実行をしてくれた→16万9000人いたアヘン常習者の根絶を達成してくれた
・磯永吉(蓬莱米の父)と末永仁(蓬莱米の母)/美味しい台湾米を今に残してくれた
・廣枝音右衛門/台湾人2000名を率いるリーダーは、マニラ戦線で玉砕時、日本名を捨てさせて部下を台湾に無事帰還させた
李 久惟 ジョー・リー
マルチリンガル語学講師、通訳・翻訳者、児童&成人の語学トレーニングのスペシャリスト、多言語多文化研究会代表、次世代グローバルリーダー育成の会主宰、元拓殖大学客員教授。よしもと興業沖縄ラフ&ピース専門学校学監兼講師。日本李登輝友の会理事。
1975年、台湾・高雄市生まれ。
専門は語学教育、歴史、比較文化。30言語以上を学習し、15言語以上を話すマルチリンガル。東京外国語大学を卒業後、台湾新幹線プロジェクトに従事。さまざまな分野での通訳・翻訳を経て、おもに教育分野で語学講師・セミナー講師として活躍、多くの国際交流や言論活動を行なう。
常に海外・日本国内各地を飛び回り、語学講師の指導、企業の幹部・社員や一般を対象に、講義とセミナーを行なう。日本でも中小企業や各種団体からの依頼で、社員や受講者に対し講義を行なっている。その範囲は広く、保育園の早期語学教育から、小中高大学、そして一般社会人、企業の指導者・幹部・社員への教育まで扱う。また、語学教育のみならず、通訳・翻訳、企業文化、多言語文化・異文化コミュニケーションなども含めた指導をしている。緑内障に似た視神経衰弱を煩う視覚障害者。
通訳として台湾新幹線プロジェクト、野球国際大会(オリンピック予選、コナミカップ、WBCなど)、サッカー国際大会(アジア予選、東アジア選手権など)、映画祭(沖縄国際映画祭など)など、実績多数。
東日本大震災では、台湾と日本の双方各地にて震災支援活動を行ない、義捐金活動をいち早く呼びかけ奔走した一人。日台親善の次世代を担う日本精神を受け継ぐ台湾人。