大気、水、食品、医薬品、そして生活用品に至るまで、
かつてないほど深刻なリスクにさらされている現代日本社会。
この危機に自然界が与えてくれた
ひとつの可能性――それが天然ゼオライト
その驚くべき力とは?
本書は、ドイツの自然医学の権威であり、ゼオライト研究の第一人者ともいえるカール・ヘヒト教授が、長年にわたり研究し、自身で実践されてきたゼオライトの作用機序や効果、その可能性について、質問に回答する形でまとめられた書籍です。日常的な疑問に発する質問への答えであるため、理解しやすく簡略な表現が見受けられますが、内容には最新科学の知見が反映されています。
天然ゼオライトは、火山活動由来のミクロ多孔質鉱物。その無数の細孔が、人体に不要な有害物質を選択的に吸着・排出し、同時に必要なミネラルを適切な量だけ供給する「選択的イオン交換」を実現します。重金属や放射性物質、薬剤の副作用成分までも除去可能なこの特性は、医療現場でも注目されてきました。
さらに、ゼオライトに含まれるコロイド状二酸化ケイ素は、関節・腱・骨・皮膚の健康維持に重要な役割を果たし、骨密度の向上や、しわ・動脈硬化の予防など、エイジングケアにも力を発揮。腸から吸収されて結合組織へと届けられ、自然なかたちで体内のバランスを整えます。
事実、著者カール・ヘヒト教授は2000年からゼオライトとモンモリロナイトを毎日服用し、91歳の今も精力的に研究に打ち込み、運動(ノルディックウォーキング)を日課とし、老化するかわりに若返っていると周りを驚かせているそうです。
天然ミネラルの叡智が導く新しい健康習慣を、ぜひ知ってください。
コロナ後遺症や認知症、関節痛、骨粗鬆症、動脈硬化、皮膚トラブル、さらには若返りまで――現代人の多様な健康リスクに立ち向かう最強のデトックス法が注目されています。その鍵となるのが、古代から知られる天然鉱物「ゼオライト」と「モンモリロナイト」。強力な吸着作用で有害物質やフリーラジカルを除去しながら、必要なミネラルを補給し、免疫力を高める理想的な働きを持ちます。薬の副作用軽減、ED改善、消化機能調整、持久力・集中力の向上、アンチエイジングなど効果は驚くほど多彩。さらに酸化ストレスを抑え、糖尿病やリウマチなど慢性疾患の改善にも寄与します。本書では、最新研究と臨床報告をもとに作用機序から実践法までを解説。薬に頼らず自然の力で心身をよみがえらせる「デトックス革命」の決定版です。
カール・へヒト博士
1924年2 月15日 ヴォールミルシュテット生まれ
医師・医学者・元大学教授・生涯現役実践者
1950-1955 ベルリン・フンボルト大学医学部(シャリテ)に学ぶ
1957 医学博士号取得
1970 大学教授資格取得
1971 東ドイツ科学アカデミー神経生理学セクション教授任官
1977 シャリテに新設された実験・臨床病態生理学研究所教授、初代所長に招聘
研究重点分野
ストレス・睡眠・時間・環境・宇宙医学、血圧調節、ミネラル代謝、生体調整ペプチド、
生物学的精神医学、保健学、脳科学
刊行物
内外学術雑誌・論集に発表した原著論文800以上、53の学術専門書・実用書、28の特許
若手研究者育成
博士論文指導教官を務めた教え子173人
学術団体メンバーシップその他(一部)
国際科学アカデミー保健・エコロジー部会(インスブルック)正会員
国際宇宙航行アカデミー(パリ)正会員
ロシア科学アカデミー(モスクワ)外国人会員
キューバ生理学会(ハバナ)名誉会員
チェコ・プルキニエ医学会(プラハ)名誉会員
科学協力国際組織WOSCO 理事会メンバー
地球地理環境変動に関する国際委員会GEOCHANGE 理事会メンバー
欧州予防医学アカデミー(ベルリン)名誉会長
叙勲:宇宙医学への貢献によりユーリイ・ガガーリン勲章、オレグ・ガゼンコ勲章
訳:杉本フリック麻理
昭和39年東京都生まれ。
10代で親の職業の関係で渡独、ベルリンのギムナジウム(高校)を卒業後、フンボルト・ベルリン大学でドイツ文学を学び卒業。
1年間英国語学留学、半年間フランス語学留学。
ドイツ国家公認の翻訳士、通訳士となる。幅広い専門分野での実務翻訳多数、官公庁から一般企業まで多種多様な通訳業にフリ―ランスで従事。生涯現役でドイツ・日本の橋渡しができる仕事を両国間ですることを目指している。