軽いノリの龍ブームが
いま《成長途上の龍たち》に
大変な事態を引き起こしています
「人間と龍が昔交わした約束事。あなたは知ることに成ります」
幾層もの次元の穴をぬって
まだ未熟な龍たちは
上の層、上の層へと登っていきます
一つの層を越えるたびに成長していくのです
最上階の層に加わるためには
自らの体を素粒子分解して最後の層を抜けなければなりません
そこに次元の穴はないからです
さらに最上階の層では
数が決まっており、
欠員が出ない限り加わることができません
今回アマノコトネはこの最上階の層の龍神からの
警告を取り継ぎいたします
成長途上の龍たちにとって
光を失って飛べなくなることは、死を意味します。
これが龍使いになりたいという
人間の欲望と願望に呼ばれたまだ未熟な龍たちに
いま現実に起きていることです!
◎ 天上界の龍神の数には定数が有り、限られている。幾つもの次元を超えることの出来る能力を得た龍のみが天上界の龍神の候補生となりうる。しかし、今の状態では、この候補生の数が激減してしまっている。
◎ 願い事をした人間の個人的な願望は自分で処理してもらうか、人間神の方々にお願い申し上げるほうが筋であり、よほど効果があがるはずだ。
自分の氏神様にご奉仕もせず、自分の望みを力のない龍に向かわせるのは如何なものか、絶対に!やめてほしい。
◎ 初めは、我らも龍探しの現状をさほどの事と考えてもおらなかった。しかし人間は、己の吐く強い毒に当たって、我々の大切な子龍が死んでいくさまを見たらどう思うのか考えてほしい。それ程の事を人間は我らの子龍に対して行っている事を知るべきだ。これらの事を疑いも、恐れもなくやっていることを忠告しなければならないと、やむにやまれず急遽やってきた。
◎ 成長途上の龍たちにとって、飛べなくなることは、死を意味するのです。
なぜかと言えば、人間の欲や願望が毒となって、未熟な龍が飛べなくなり、命を落としているからです。
◎ 人間は、人間にとって悪をなす、悪しき龍と言う存在を知らず。人間の汚き欲と、願望に巣くい、其れを糧として成長する魔の龍の存在を知らず。
◎ 多くの人間が、経済的に裕福である事が、あたかも人にとって一番確かなものと言う思い上がりと、大きな勘違いをしている。
その人間にとっての幸せが、物による豊かさであるなら、悪しき龍に食われても本望であろう。人間が己の欲望の為に、龍と言う存在を巻き込むなら、その覚悟を持たなくてはならない。