2019年5月1日、皇太子殿下が践祚されて新天皇になられ、その慶賀は誠に喜ばしい限りです。が、その陰で密かに仕組まれた“万世一系の皇統の断絶”という事態(革命)、すなわち二千年間の日本史上かつて類例一つもない“最悪の大事件”から目を逸してはなりません。
平成の天皇陛下は、4月30日、皇位を徳仁・皇太子殿下に譲られることを禁止され、“天皇位を剥奪される”旨が政府から通告されます。「4・30」は、“廃帝”が宣告される儀式(=人民法廷)で、それ以外ではありません。皇太子殿下は、「皇位が先帝陛下から譲られた“受禅”」をなされておられないので、法学的には、“新王朝の(一代限りの)初代天皇”になられ、神武天皇以来の第126代の天皇ではありません。
永遠の皇統とご繁栄する皇室悠久こそは日本国の生命源で、日本という国家の存亡を左右します。つまり、皇統護持が破壊された「4・30」の最悪事態をどう阻止し、どう修復するかで、これからの日本国の運命は決定されます。日本国民すべての未来も人生も、「4・30」“廃帝”人民法廷が放ち日本国を覆い尽くす魔毒によって、暗澹たるものになるのは避けられないでしょう。
序 平成の天皇陛下は、「4・30」を臨御拒否なさいませ
第一章 平成の天皇陛下の譲位は、壮麗な「5・1」“譲位パレード”こそ要
第二章 「4・30」は、平成の天皇陛下を揶揄し、侮辱し、「追放」する人民法廷
第三章 “譲位”簒殺の「4・30」と歴史大捏造の宮内庁長官・山本信一郎
第四章 「皇太弟」を剥奪された秋篠宮殿下の天皇即位は、“無い”
第五章 正語「譲位」を殺し、平成の天皇陛下を「処分する」意の“狂語”「生前退位」
第六章 譲位・受禅を破壊尽した、安倍晋三の憲法大改竄解釈
あとがき 新天皇陛下の元号制定権を剥奪した安倍晋三
附 記 大嘗祭の死滅を狙う、神嘉殿“代用”という狂説