書籍詳細
胸を張って子ども世代に引き継ぎたい
日本人が誇るべき《日本の近現代史》
日本人なのに日本の近現代史を自信もって語れない。そんな情けないことはもうやめましょう。日本人のみんなが常識として知っておきたい日本の歴史がここにあります。
倉山満先生が、病気発症前の最後に気力を込めて書き上げた情熱の書!
そもそもが、戦後教育で騙されてきた日本の近現代史を、本当の真実を明らかにします。世の中の嘘に汚染された戦後世代にこそ読んでもらいたい本ですが、日本国のために、さらなる次世代に是非とも手に取ってもらいたい。
◎ 本書で語られる真実の歴史の数々!
Q.1 吉田松陰、高杉晋作、伊藤博文、井上馨、西郷隆盛、大久保利通など、幕末から明治にかけて日本の運命を切り開いていった人々は、どういう教育によって作られたのでしょうか。
江戸の教育がいかに国際レベルを超えていたか!
Q.2 幕末・明治の偉人たちが作った帝国憲法について、お母さんたちに何を一番わかってほしいですか。
帝国憲法は歴史である、という意味。
Q.3 倉山先生は何冊もの本で、榎本武揚の外交官としての活躍を強調しています。でも、中学・高校の日本史では榎本のことはあまりちゃんと習ったことがありません。どうして学校の日本史では榎本の功績を教えないのでしょう。
榎本のやった外交は、国民国家の意義、地政学、国際法で歴史学会のタブー。
Q.4 朝鮮併合について、親として子供にどう伝えるべきでしょうか。
日本に県が一つ増えたことです。
Q.5 明治維新を成功させ、日露戦争に勝った日本はすごかったのに、どこから、そしてなぜ変わっていったのでしょうか。
江戸の教育が失われたからです。
Q.6 大正時代は大正デモクラシーが花開き、平和主義の人たちもたくさんいたのに、その後の日本はなぜ戦争に突入していったのでしょうか。
戦後レジームがあるのは敗戦以前に原因があるのです。
Q.7 日本はどのようにして中国と戦うようになっていったのでしょうか。
中国の反日は現代と同じ、店ごとブチ壊したり、店主や従業員を殺したり。
Q.8 満洲事変以降、日本は軍国主義的な怖い国だったのでしょうか。
「国家主義」「軍国主義」「ファシズム」の区別が出来ていない。
Q.9 アメリカの日本大使館が宣戦布告をきちんと事前に渡さなかったせいで、日本の真珠湾攻撃はアメリカではいまだに「汚いだまし討ちだった」と非難されています。いったい、外務省というのはどういう役所だったのでしょうか。
そもそも外務省は、不平等条約を改正してもらうための役回りで、薩長のエリートは行きたがらなかった。
Q.10 アメリカは、通商破壊・無差別空襲・原爆など、戦時国際法に明確に違反しています。なぜこれらがまかり通ったのでしょうか。
結論を言えば、日本が言い返してないからです。
Q.11 沖縄は唯一地上戦が行われてひどい目にあった、沖縄は日本に見捨てられた、というのは本当でしょうか。
アメリカ軍の国際法違反がひどくて、「鬼畜米英」がまったく誇張でなかった。
Q.12 南京大虐殺、慰安婦、強制連行とは、本当はどういうことだったのでしょうか。
南京の人口は増えていたし、慰安婦は普通の売春婦、強制連行は徴用です。
Q.13 満洲に多くの日本人残留孤児が残されたのはなぜですか。
中国残留孤児は本当は満洲残留孤児で、全てソ連軍に理由がある。
Q.14 北方領土について子供たちに教えるべきことは何ですか。
本当は北方二十五島プラス南樺太が北方領土です。
Q.15 「日本は敗戦後、アメリカのおかげで民主国家になった」というのは本当ですか。
ペリーの黒船が来た頃から日本ほど民主的な国家はなかった。
Q.16 日本が敗戦国でなくなるためには、何をしたらいいのでしょうか。
いついかなる時も与党にくっていていって、おいしいところをいただく公明党を見習うべき。
あらゆる意味で、戦後教育の常識がひっくり返る本当の歴史本です。
(倉山満さんのコメント)
歴史とは未来に向かっての羅針盤であり、人生の航海図です。
しかし、大多数の人たちは、自分には無関係だと思ってきたでしょう。
その結果、日本は世界中から悪者扱いされています。
先のユネスコでの「南京大虐殺」の世界遺産登録のように、
世界では「日本が悪者」という議論以外は認められないのです。
慰安婦、植民地、侵略、虐殺...。日本を叩くネタはそこら中に転がっています。
ホントかウソかわからない怪しげな話で、日本は悪者にされているのです。
日本人が正しい歴史を学ばなければ、永遠に中韓や周辺諸国に謝り続けなければならないでしょう。
これからも十年に一回、「ナントカ談話」で謝らねばならないでしょう。
今まで「歴史」というと一部のマニアや、保守っぽいオジサンオバサンだけが扱う、
マニアックな世界だと思われてきました。
私は、次の世代の人たちにこそ希望を持っています。
だから、子を持つ年頃になったお母さんたちに質問者になってもらって、日本近現代史の疑問点を並べてもらい、それに基づき本書を書きました。
これまで歴史に関心のなかった、しかし本当のことを知りたい、伝えたいと思う人たちにこそ、
正しい歴史を学んで、日本の未来を明るくしてほしいと思います。
(杉田水脈さんのコメント)
お母さんが日本のことをよく知る。それは子供の成長にとってとても大事なことです。
私も現在高校生の娘を持つ母親です。
皆さんは、お子さんと将来の夢について話をすることがあると思います。
「留学したいな」「海外でも働いてみたいな」
グローバル化する社会の中で世界の中の日本を意識する子供たちも多いと思います。
実際に彼らが世界に出た時。他国の人たちは自分の国のことをよく知っています。特に近現代史をよく理解しています。
でも、日本人は学校で何も教えられていません。
ノーベル賞を受賞された京大の山中 伸弥教授のお話を聞く機会がありました。
「私は理系だったので歴史をあまり勉強しませんでした。特に近現代史については全く知らず、海外に出てとても苦労しました。」と、おっしゃっていました。
この本は、若い世代の人にできるだけわかりやすく「近現代史」について解説しています。日本でこのような本が出版されるのは初めてのことではないでしょうか?
ぜひ手に取ってお読みいただきたいです。