カタカムナのウタヒ第一首に、すべての答えがあった。
東京大学で物理学を学び、筑波大学でコンピュータ科学の研究者として生涯を歩んだ著者が、カタカムナとの出会いで確信したことがある。おもてなし、敵に塩を送る精神、桜の散り際の美学——日本人が無意識に生きているこの精神性の源流は、一万二千年前のウタヒに封印されていた。その言葉の名を、マノスベという。
・「カタカムナ ヒビキ マノスベシ」——宇宙の響きに従い、あるがままに生きよ。この一言が、混乱する現代への答えだった。
・マノスベとは、宇宙の摂理・自然の法則の意。老子の「無為自然」にも通じる、日本語48音に一万年以上封印されてきた宇宙の理法である。
・驚愕の事実——「カタカムナ」という言葉の図象符を解析すると「カ(根源)タ(発生)カ(根源)ム(拡がり)ナ(存在)」、すなわち「私たちは根源的な存在から分かれた神の子である」という意味になる。この衝撃的な解釈が、本書で初めて明かされる!
・なぜ日本人だけが虫の声を「言葉」として脳で聴くのか——科学が証明したこの驚くべき事実が、カタカムナの言霊論と完全に一致していた! 日本人の脳がマノスベを無意識に生きる「科学的根拠」が、ここで初めて結びつく。
・なぜ日本人だけが「和の精神」を無意識に生きられるのか? その答えは、カタカムナのミクマリ(調和)・フトマニ(創造)・マノスベ(摂理)の三つの核心にあった!
・「ミスマルノタマ」と「アマノミナカヌシ」は、図象符の縮退形において同一になる——三種の神器と日本の根本神の「本当の意味」が、カタカムナ解析によって初めて解き明かされる。
・学校の勉強につまずいていた子どもたちが、カタカムナのウタヒを音読するだけで、日本語を使いこなせるようになり、全般的な学力が向上した。これは「魂に封印された前世の力が蘇る」現象だと著者は説く——脳科学と霊性をつなぐ、前例のない仮説。
・匠の技、一期一会、ラーメン一杯に命を懸ける日本人の精神——それはすべて、マノスベの中でフトマニを行っている姿である。
今、人類に必要なのは、和の原理につながる「マノスベのサトリ」である。分断と混乱の時代に、カタカムナが人類へ送る、渾身のメッセージ。
板野 肯三(いたの こうぞう)
1948年岡山生まれ。東京大学理学部物理学科卒業、理学博士。専門はコンピュータ工学。筑波大学システム情報工学研究科長・学術情報メディアセンター長・学長特別補佐等を歴任。現在、筑波大学名誉教授。研究室で一粒の種から500本以上の茎を出す稲を育てた実験家でもある。ある時、神秘体験を通して植物と話ができるようになり、以来サイエンスとスピリチュアルの両軸に立つエッセイストとして100冊超の著書を執筆。ソロー学会会員。カタカムナを世界に広める会会長。モットーは「目に見えないからと言って、それがないとは言えない」。