書籍紹介
それぞれの巻は独立しているので、どの巻から読んでもOK!
神が日月神示を降ろした目的を一言で言えば、それは「岩戸開き」のためである。そのことは「基本十二巻」をはじめ、神示のあちこちに降ろされているから、神示を読む者は必然的に「岩戸開き」には極めて重大な関心を持ち、更にその後に到来するとされる「ミロクの世」に夢を馳せることになる。
すべての「コトの起こり」は、「岩戸閉め」から発しているのである。そのことの神意を知らずに(知ろうともせず)「岩戸開き」と「新世界(=ミロクの世)」到来ばかりに目を向けても、日月神示の神理や神仕組の深奥に至ることなど出来るものではない!
「岩戸閉め」は五度あった。
「岩戸開き」は一度に開く。
この二つは一見すると矛盾しているようにも思われるが、私の解き方では無理なく説明出るのである。つまり「男性原理と女性原理」が「分離」したのが「最初の岩戸閉め」であり、逆に両者が「再結」すれば「岩戸開き」となるのであるが、どちらも「男性原理と女性原理の分離と再結」という最初の一撃が加えられれば、あとは因果関係による一連の流れとなって連鎖する仕組みなのである。
そして最後となる「五度目の岩戸閉め」では、日本に神の光が一切射し込まなくなったと書かれているが、ここに「日本」という国の本質が秘められていることを絶対に忘れてはならない。
何故「日本」だけが「暗黒化」されなければならなかったのか?
それは日本が「神の国」だからである。
日本という「神の国」が暗黒化されるからこそ「岩戸閉め」なのである。