書籍紹介
それぞれの巻は独立しているので、どの巻から読んでもOK!
この「龍音之巻」は、世界そのものの霊かかり、日本の霊かかりを鎮める。霊の発動を止めて静かにする最後の拠り所について一貫して書かれている! 霊と関わることは、ほとんどの場合下級霊(低級霊)や動物霊が相手なので、弊害や危険性がつきまとうことは必然である。
世界そのものの霊かかり、日本の霊かかり、早う鎮めんと手におえんこととなるが、見て御座れよ、見事なことを致して御目にかけるぞ。(第十九帖)
霊の発動を止めて静かにする法、その具体的な対処法を纏めると、次のようにいずれかの大神の御守護を「三回」繰り返して念ずることとされている。
・国常立大神、守り給え幸はえ給え
・素盞鳴大神、守り給え幸はえ給え
・太日月地大神、守り給え幸はえ給え
「審神」の方法については第三帖から降ろされているが、この帖で説かれている「霊界通信の原則」は極めて重要なものである。これらは心霊分野に踏み込む(関わる)時のよき判断基準になるものである。
霊界通信 5つの原則
・高度な霊界通信ほど肉体的感応が弱くなり、その内容は暗示的となる。
・下級霊の感応は極めて強く、しかも尤もらしく人民の目に映る。
・高級霊の通信が人間に伝達される時は、霊的な段階を介して行われる。
・特別な使命を持つ天使は、最下級の霊界に降りて直接人間に通信(指示)することがある。
・末世には天使の霊が母体に宿り、人間として生まれることが多くある。